関数とは

関数

関数とは、一連の処理をまとめたものです。
繰り返し実行する処理を関数としてまとめておくと便利です。

関数の基本形

function 関数名(引数, 引数, …) {
  関数の処理
   return 返り値;
}

// 関数の実行・呼び出し
関数名();

引数

引数とは、関数に入れるデータ・変数のことです。
変数を入れる場合は、「$変数名」という形で入れます。

返り値

返り値とは、関数から返ってくる結果のことです。

組み込み関数

組み込み関数とは、あらかじめ用意されている関数のことです。

count()関数

count()は配列の要素数をカウントする関数です。

他の組み込み関数

他の組み込み関数についてはこちらの記事に記載があります。

関数の具体例

例として、消費税を計算する関数を作りました。

シンプルな形

PHP

function calc($price) {
 $price = $price * 1.1;
 return $price;
}
echo "税込み価格は" . calc(300) . "円です。";

出力結果

税込み価格は330円です。

初期値を指定するとき

PHP

function calc($price = 300) {
 $price = $price * 1.1;
 return $price;
}
echo "税込み価格は" . calc() . "円です。";

出力結果

税込み価格は330円です。

複数の引数を指定するとき

PHP

function calc($price1, $price2) {
 $price1 = $price1 * 1.1;
 $price2 = $price2 * 1.1;
 $sum = $price1 + $price2;
 return $sum;
}
echo "税込み価格は" . calc(300, 500) . "円です。";

出力結果

税込み価格は880円です。