現在webデザイナーを志して勉強中の方なら誰もが考えたことがあるテーマ

「webデザイナーはコーディングができた方いいのか?」

こちらについて、フリーランスのwebデザイナーの方と、一緒にお仕事をしている制作会社として意見をまとめました!

こちらの記事を読むことで、webデザイナーに求められる能力が理解でき、webデザインを勉強中の方なら今後何をするべきか明確にすることができます!

興味のある方は是非最後まで読んでみてください!

webデザイナーはコーディングをできなくても良い

webデザイナーはコーディングができる必要がない

早速結論を書かせていただきました笑

見出しの通り、webデザイナーはコーディング能力が必ずしも必要なものではないと弊社では考えております。

もっとわかりやすく言い換えると、デザインもコーディングも中途半端にできるくらいならどちらかに特化してた方が良いという考えです。

「どっちか片方を勉強するのは不安」

「そんなこと言われてもフリーランスになるならどっちもできていた方が良いのでは?」

と考える方もいると思います。

その気持ちはすごくわかります!筆者自身webの勉強を始めたばかりの頃は、どちらもできなければいけない物だと思い込んでいました。

webデザイナーがコーディングができなくても良い3つの理由

コーディングスキルが必要ない3つの理由

1.デザインを極めているwebデザイナーにディレクターは案件を振りたくなる

まず前提知識として、web制作は「webデザイナー」「コーダー」の他にお客様の要件をまとめたり、スケジュール管理をする「webディレクター」の3つの役職で行います。

案件を進行する際は、ディレクターがデザイナーとコーダーにお仕事を振るのですが、第一に考えることは、「安心して案件を振れるデザイナーとコーダーと一緒にお仕事をしたい」ということです。

というのもデザインの品質が悪かったり、スケジュールの遅れが生じてしまった場合、基本的にはディレクターの責任になってしまいます。

場合によっては、お客様にお叱りをいただくことも、、、

誰しも人には怒られたくないし、ストレスなく物事を進行したいですよね笑

こういった理由でwebデザイナーのデザイン力は安心感に直結する大きな要素になります。

ですので「デザインもコーディングもどちらもそこそこできます!」という人より「コーディングは何もわからないけど、デザインなら自信あります!」という人に必然的にお仕事を振りたくなります。

webの世界でも餅は餅屋ということですね笑

2.デザインとコーディング両立するより稼ぎやすい

弊社が獲得する案件はおおよそ100万円前後のものが多いです。

そのような費用間だとwebデザイナーの方に支払われる報酬は20~30万円になります。

仮にフリーランスとして全て一人でwebを作る場合案件によりますが、ディレクション、デザイン、コーディング全て込みで30万円前後になることが多いです。

ほぼ同じ報酬なら、一つの分野に集中する方が圧倒的に楽ですよね笑

そしてその方が、時間効率も上がりこなせる仕事の数が増え、結果的に多く稼げる可能性が高くなります。

もちろん、フリーランスでディレクション、webデザイン、コーディング全てを完璧にこなせる方の場合もっと報酬は上がりますが、その域に達するのは並大抵のことではありませんし、デザインスキルは結果的に突き詰める必要が出てきます。

3.自分の需要を高めることができる

デザインに特化してweb制作を行うと、必然的にスキルが上がります。その結果、質の高いデザインの実績が溜まり世間にも「webデザインのプロ」として認知されるようになります。

こうなってくると、「この人だからこの案件をお願いしよう」というお仕事の内容も増えてきます。

このような流れで振られるお仕事は、報酬を多く貰えることが多いです。

もちろんこの領域まで辿り着くのは簡単ではありませんが、デザインもコーディングも両方やりながら目指すよりは遥かに効率的です。

webデザイナーになる上で必要なこと

webデザイナーに必要なこと

ここまでwebデザイナーがコーディングをする必要がない理由を説明してきました。

そしてその1番の理由は一つのジャンルに特化している人の方が安心できるからです。

では、そのデザインに特化した安心感の与えるデザイナーになるためには何をしたら良いか?

もちろんデザインのスキルも大事ですが、それと同じくらい大事なのは、時間を守ることと質問力です。

時間を守ることの重要さ

こちらは上記でも簡単に説明しましたが、期限を守れる人と守れない人では、一緒にお仕事をする上でストレスが全く変わってきます。

レスがあまりにも遅かったり、決めた期限を守れないデザイナーやコーダーの方にリピートしてお仕事を依頼することは120%ありません。

逆にこれらが、しっかりできている方だと案件を進行してく上でトラブルがあった場合も柔軟に対応でき、案件に関わる全ての方がストレスを抱えることなくお仕事することができます。

質問力の重要さ

webデザインをする上で、ディレクターまたはお客様の考えが理解しきれない、ということはよく起き得ることです。

そんな時一番やったらダメなのが、知ったかぶりをすることです。

この知ったかぶりがきっかけで、ディレクターやお客様の全く意図していない方向性の成果物ができてしまうということもあります。

わからないことがあれば都度質問する、不安な箇所は随時確認するというのを徹底して行えるwebデザイナーの方は一緒にお仕事をする上で信頼することができます。

質問力についてより詳しく知りたい方は『新人デザイナーは「質問と確認」でデザイン効率が上がる – Webデザインとかコーディングを勉強中の方に届けたいTipsを発信するブログ」』をご覧ください!

まとめ

冒頭にも記載した通り、webデザイナーはコーディング能力が必ずしも必要なものではないと弊社では考えております。

デザインを突き詰めて自分のデザイナーとしての地位を確立できれば、それで十分にお金は稼ぐことができます。

よく「コーディングの知識がなければ、作ったデザインが実装可能か理解できない」という意見を耳にします。

もちろんその考え方は、正しいのですが、そもそもwebデザインをしっかり勉強していれば実装不可能なデザインを作ることはまずないです。

それに、仮にそのようなデザインを作ってしまった場合も、ディレクターやコーダーの方と相談し代替案を出すことが可能なので、そこまで重大な問題ではありません。

今後webデザイナーとして活躍したいと考えている方は、「デザインスキル」「時間を守る」「質問力」3つを高めていきましょう!

そして是非、将来一緒にお仕事をしましょう!